2023.07.20

糖尿病

糖尿病は、血液中の血糖(血中のブドウ糖の濃度)が高くなる慢性的な疾患であり、体内のインスリンの働きが不十分または効果がなくなることによって引き起こされます。インスリンは、食事から摂取した糖分を体内の細胞に取り込む役割を果たし、血糖値をコントロールするホルモンです。糖尿病が適切に管理されないと、さまざまな合併症を引き起こす恐れがあります。

1型糖尿病は、免疫系によるインスリン産生を担う膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンが全く作られなくなる自己免疫疾患です。このタイプの糖尿病は通常若い年齢で発症し、インスリン注射が必要です。

2型糖尿病は、一般的に成人により多く見られる糖尿病で、体内でのインスリンの効果が低下し、十分な量が作られなくなることによって発症します。2型糖尿病の主なリスク要因には、遺伝的要素、肥満、不適切な食事、運動不足が挙げられます。初期の段階では食事療法や運動などのライフスタイルの改善が効果的な治療法として用いられますが、必要に応じて経口薬やインスリン注射も使用されます。

糖尿病には、高血糖(血糖値が通常よりも高い状態)によるさまざまな合併症があります。これには、心血管疾患(心臓病や脳卒中)、腎臓障害、神経障害(特に手足の知覚障害)、目の病気(網膜症、白内障)、足の潰瘍が含まれます。定期的な血糖値のモニタリングや適切な治療、生活習慣の改善は、これらの合併症のリスクを低減するために重要です。

予防にも力を入れる必要があります。健康な食事、適度な運動、体重管理、禁煙は糖尿病の予防と管理に有効です。また、リスク因子を持つ人々は定期的な健康チェックを受け、早期の糖尿病の兆候を見逃さないようにすることが重要です。

糖尿病は現在治療法が確立されており、早期発見と適切な管理によって合併症のリスクを低減し、患者の健康と生活の質を改善することが可能です。しかし、日常生活での自己ケアと定期的な医療チェックの重要性を理解し、積極的な健康管理が必要です。

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